PUMA

それぞれの“原点”が、前へと進む力になる

DISC
くつ

2016年4月7日。東京・夢の島競技場に集まったのは、400名ものランナーたち。
画期的な機能とデザインが注目を集めた“ディスクシステム”の誕生から25周年を迎え、
新しく生まれ変わったシューズ『PUMA IGNITE DISC』──この発売を記念し、
4名1組のチーム対抗イベント『PUMA DISC Relay Carnival』が開催された。
数々のトップアスリートを支え、ファッション界にもブームを巻き起こした“DISC”の歴史が、
また新たにここから幕を開ける。

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“DISC”の歴史の原点を思い起こさせる展示の数々に彩られた会場。参加者たちが、続々と集まっていく。日ごろの生活に無理なくランを取り入れているひとから、現役で陸上部に所属する学生まで、参加したのは実に多様な人々。『PUMA IGNITE DISC』が、エントリーランナーからエリートランナーまで、幅広く対応したシューズであることを象徴している。

17:00─
直前まで雨を降らせていた空が、イベント開始を待ちわびていたかのように晴れ間を見せるなか、KONDO RACING チームディレクターの近藤真彦さんによって開会が宣言された。選手宣誓を行ったのは、女優・モデルの高山都さん。雲間から光が射す会場に、瑞々しい声が響き渡る。

コーチが登場すると、ウォーミングアップが始まった。DISCを回して瞬時に自分の足へとフィットする感覚を味わい、これから行われる戦いに向けて気持ちを集中させていく。それまで笑顔でチームメイトと言葉を交わしていた参加者たちの表情が、ウォーミングアップを境に真剣なものへと変化していった。自信、緊張、仲間への信頼……さまざまな想いを宿したまなざしの先にあるのは、“走る”ことだけ。

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まず初めに行われたのは「ショートEKIDEN」。スタート後すぐに外へと飛び出し、競技場の周りを一周。一人あたり約1.3kmのコースを駆け抜ける。レースは2回に分けて行われ、第1レースではDeNAランニングクラブ総監督の瀬古利彦さん、第2レースでは高山都さんがスターターを務めた。また、高山都さんと、フルマラソン女性芸能人最速記録を持つタレントの西谷綾子さんは、ゲストとしてレースに参加。実力者たちの登場によって、参加者の表情も心なしか引き締まる。

日ごろの“ランニング”よりもハイペースで走り切ることのできる1.3kmという距離。徐々に日が落ちていく空のもと、スピード感あふれるレースが繰り広げられた。緊張した面持ちで仲間の到着を待つ次走者のなかには、タスキを受け取る直前にDISCを回すひとの姿も。素早く確実にフィット感を得ることができるので、余計な動作を必要とせず、集中を妨げることもない。

総勢100チームが、それぞれのタスキを懸命につないでいく。自分を待つ仲間のもとへと、ただひたすら走る。そんな参加者たちによって、会場全体のボルテージがまた一段階上がったようだった。

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続いて行われたのは「4×100mリレー」。すっかり日も落ち、照明の光を受けて浮かび上がる競技場内を、持てる力のすべてを注ぎ、走り抜く。コースにはスターティングブロックが設置され、審判によって正確なタイムが計測されるという、本格的なレースだ。一瞬の勝負を前に、これまでよりもさらに真剣な表情を浮かべる参加者たちが、入念にスタートの姿勢を確認していく。バトンを手に前を見据える姿からは、胸の内からあふれ出る闘志を垣間見ることができた。

湿り気を帯びた空気に号砲が鳴り響き、レースが始まった。勢いよく飛び出し、あっという間にトップスピードへ。驚異の反発性を発揮するとともに着地時のブレを抑えるミッドソールの働きが、短距離勝負での安定した走りを助ける。次々とバトンをつなぎゴールラインを駆け抜けるまで、平均1分ほど。瞬きをすることさえも惜しくなるようなレース展開が続いた。

決勝戦は光を使った音楽ライブさながらの演出によって盛り上げられ、この日一番の熱気に包まれた。照明が落とされた競技場内に、緑色の光が次々と伸びていく。大勢のひとが見守るなか最終決戦が行われ、チームの垣根を越えた声援が飛び交った。

PUMA IGNITE Disc

2つの競技を終えて迎えた閉会式では、優勝チームの表彰が行われた。ゲストから賞品が手渡されると、そこかしこから拍手が沸き起こる。戦いを終えた参加者たちからは笑顔があふれ、互いに健闘を称え合うかのような雰囲気のもと、イベントが締めくくられた。

新たな“DISC”の誕生を記念して、年齢も、性別も、境遇もまったく異なった人々が一堂に会したこのイベント。ただひとつ共通して言えるのは、今回のように純粋に走ることを追求し、競うといった、ある種の“原点”ともいえる体験に喜びを感じることができたのなら、それはきっと、また次の走りにつながるということ。

“DISC”が、25年前に生まれたテクノロジーの原点に立ち返ることでさらなるアップデートを遂げたように、これまで積み上げたものを大切に振り返りながら、前を向く。それぞれが持つ原点は、どんなに時間が経っていようと前に進む力を与えてくれる。そのうえで、走るときには決して後ろを振り返らずに、前へ進むことだけを考えるのだ。次々と移り変わる状況にも、景色にも、感情にも、決して遅れをとらないために──シューズを締めたら、すぐにでも走り出す。

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